私は朝に強い方ではないけれど、朝食は好き。ホットコーヒーにバターをたっぷり塗ったトースト。フレッシュオレンジジュースとオートミール。アーリーグレーもしくはグリーンティーにソーセージはご飯。朝食は心理状態を変えるもの。朝、昼、たとえ夜でも、あなたの一日を正しく始めるには欠かせないものだと思います。
王様の焼飯
キングスレストランは1日24時間、週に7日、1年を通して豪華な食事にありつくことができる場所。
ハーモンループとGPOの敷地内にあるこちらの2店舗のレストラン。代表的な料理は王様の焼き飯をイメージしたフライドライス。豪快に盛られたオリジナルの焼き飯にお好きな方法で調理した卵が乗ります。(黄身がとろとろの目玉焼きが特にオススメ。)そして周りにはチャモロソーセージ。シンプルだけどどこか贅沢。1日のどこで食べても満足できるはずです。
島の中心の幸福感ある料理
リンダズコーヒーショップは島の中心部であり、首都とされるアガニャにある家庭的なお店。
ここでならグアムの伝統的な朝食(ご飯、卵料理、肉料理のセット)もおまかせ。パックマンのゲームテーブルや、カウンター席から眺めるノーマンロックウェルのイラストはどこか懐かしい気持ちにしてくれます。リンダズではご飯をメインに、ステーキをサイドオーダーにするなんてことも可能。というのもこちらで是非挑戦して欲しいのはコーンビーフの焼飯。お皿の底が見えるまで夢中で食べちゃうぐらいの美味しさです。こちらも、とろとろの目玉焼きを上に乗せてもらえば完璧。食後のお昼寝覚悟の逸品です
50年代のダイナー風インテリアが作り成すモダンな軽食
マンギラオにあるグアム大学のすぐそばにロンズダイナーはあります。焼飯と卵料理といった定番朝食の他に、グアムで1番とも言えるフレンチトーストがあります。その美味しさの秘密はピーナッツバター。フレンチトーストにピーナッツバターは合わない気がしますが、それは、エルモとアンドレアボッチェリ、レディー・ガガとトニーベネット、Run DMCとエアロスミスみたいなもの。ピーナッツの塩気が甘いシロップと絡み合い最高の美味しさを生み出します。それだけでなくピーナッツバターのオメガ脂肪酸が豊富で栄養価抜群です。
あなたにも、農家の人にも、良い食べ物
ピカズカフェは、メニューにご飯ものを入れて、671(グアムの市外局番)をつけているだけで、「グアムのカフェ」とうたっている分けではないのです。ピカズカフェは島の農家をサポートし、グアムで採れた食材を使用、BGMにはロコのミュージシャン、壁には地元のアーティストによる絵がかけられています。こちらのオーナーは、コミュニティのあるべき形を理解し、貢献。それだけではなく、もちろん味もお墨付。カルアフレンチトーストにチャモロベネディクト、ステーキにブレックファーストブリトー。トルティーヤの中にジューシーなステーキと、柔らかい卵が入った1品は短時間で済ませられる軽食とは言えないけど、その美味しさはゆっくり味わってほしい。残念ながらピカズカフェの朝食メニューは朝食時だけの提供となりますが、お昼時のアラカルトメニューのバーガーやサンドイッチも同じように美味しいですよ。
今朝はベーグルにしよう
ステーキハウスに行って楽しみなのは柔らかいキャラメル色のパン。私の食事はパンによって決まるといっても過言ではありません。噛みごたえのあるバケッドや薄皮のクロワッサン、もしくは柔らかいピタパンやサックとしたマフィンも美味しいけれど、コーヒーショップ、ポートオブモカのベーグルサンドに勝つものなし。コーヒーか紅茶がセットになっているので、心地の良いソファー席でゆっくり朝食を楽しんで。
真夜中のごちそう
遊び疲れた日も、夜勤の日も、タモンのクラックエッグは真夜中の救世主。夜中の0時から14時までの営業時間にふさわしいメニューは訪れるお客さんが何を必要としているかきちんと理解しています。ヘルシー、酔い醒ましにピッタリ、濃いめのコーヒーなど。コーンビーフにしてもそう。缶からすくい出したようなのではなく、塩気の効いた大きなお肉の塊。ゴールデン色のポテトと一緒に炒めてご飯と一緒に頂きます。
朝食にふさわしい飲み物
飲み物も朝を語るには欠かせない存在。グアムのどの街のカフェも行く価値がありますが、新鮮なローストコーヒーならタムニングのローステッド。ホームメイドのコーヒーとグラノーラはおすすめ。スタイリッシュな店内もローステッドに上げたいボーナスポイント。ドアを開けたらすぐに広がるアロマはそれだけで朝の活力になりそうです。